1950-07-29 第8回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
○苅田委員 この請願は、岐阜市長森野一色にあるところの引揚無縁故者住宅建設促進会から出された請願でありまして、請願の趣旨を朗読いたしますと、現在われわれ外地引揚無縁故者の住む華陽莊とは、元兵営をそのまま板で間仕切りをしたのみで、衞生施設も、災害予防施設もない洞窟に似たもので、このままでは全居住者百三十世帶、六百の生命の危險を伴うので、無縁故者住宅建設促進を、岐阜県、市議会に請願し、かつ知事、市長にもそれぞれ
○苅田委員 この請願は、岐阜市長森野一色にあるところの引揚無縁故者住宅建設促進会から出された請願でありまして、請願の趣旨を朗読いたしますと、現在われわれ外地引揚無縁故者の住む華陽莊とは、元兵営をそのまま板で間仕切りをしたのみで、衞生施設も、災害予防施設もない洞窟に似たもので、このままでは全居住者百三十世帶、六百の生命の危險を伴うので、無縁故者住宅建設促進を、岐阜県、市議会に請願し、かつ知事、市長にもそれぞれ
政府から岩手縣に割当てられました外地引揚無縁故者の数は非常に多いのであります。つきましては、現在盛岡市の財政をもつてしては、これを十二分に救済することが困了でありまして、この無縁故引揚児童の教育施設の完備をはかりますために、ぜひ全額を國庫から負担させていただきたいというのが、この請願の趣把であります。